一定の共通条件を持ったレース群で1種類もしくは2種類の数字を使い続ける事を「統制」または「ラッキーナンバー」と呼んでいます。
下記に事例をあげてみました。
98~99年に中山競馬場で行われていたGIレースだけを見ると、一時期正逆7番ばかりが連対していました。単純な中におもしろさが隠れています。
丸2年続いたサインですが、知っていると知らないでは大違いです。
[98年] |
皐月賞 |
: 逆7 |
キングヘイロー |
2着 |
朝日杯3歳S |
: 逆7 |
アドマイヤコジーン |
1着 |
スプリンターズS |
: 逆7 |
マイネルラブ |
1着 |
有馬記念 |
: 逆7 |
メジロブライト |
2着 |
[99年] |
皐月賞 |
: 逆7 |
テイエムオペラオー |
1着 |
朝日杯3歳S |
: 逆7 |
エイシンプレストン |
1着 |
スプリンターズS |
: 逆7 |
ブラックホーク |
1着 |
有馬記念 |
: 正7 |
グラスワンダー |
1着 |
レース数にて8連チャン。
出頭頭数はのべ129頭になるが、この中で正逆7番が8回連続し続ける確率を考えると、もはや天文学的数字になります。
逆7番が7回続き正7番が連対し終了したサインですが、こんなGIレースでも大胆にサインは転がっています。
大外から何番目という事、すなわち逆番の概念を知らない限りわからないパターンです。
また、競馬場やウインズに行かれた方は感じたことがあると思いますが、隣の人の話しで「今日は2番ばかり来ているな」とか「また8枠だ」などのメッセージを良く聞きます。
上記であげた内容と類似している同型のサインがレース当日に実際は知らず知らずに動いているのです。
統制とは一定の流れを示してます。具体的にするのは大変でありますが、一つコツをつかむとなかなか色々なものが動いているのが分かってきます。